
このニュースは、2025年7月5日、スペインの大学主導の研究チームが、遺伝子治療でマウスの寿命を延ばすことに成功したという海外の話ですわ。夢みたいな話やけど、ほんまにこれでええんかねぇ?人間が、神さんみたいに寿命をいじれるようになったら、この世の中、一体どうなってしまうんやろ。そんな未来、ちょっと気になりまへんか?
このニュースの要点は、下記3つです。
- 遺伝子治療で「クロトー」というタンパク質を増やすと、マウスの寿命が15〜20%延びました。
- 寿命が延びるだけでなく、筋肉や骨、認知機能といった全身の老化も改善されました。
- 研究チームはすでに特許を取得しており、人間への応用を目指した開発を進めています。
出典元:New Anti-Aging Gene Therapy Extends Lifespan by up to 20% (SciTechDaily, 2025年6月5日)
目次
ついに発見?「老化を遅らせる遺伝子」の正体
『バルセロナ自治大学』の神経科学研究所が主導する国際研究チームは、遺伝子治療によって老化を遅らせることに成功したと発表しました。遺伝子治療とは、遺伝子に直接働きかけ、病気の治療や体の機能を改善する最先端の医療技術です。
今回の研究で鍵となったのが、「クロトー遺伝子」(Klotho gene)です。この遺伝子は、体内で老化を抑制する働きを持つタンパク質の設計図ですが、残念ながら年齢と共にその力は衰えていきます。
そこで研究チームは、ウイルスの運び屋(ベクター)を使い、このクロトー遺伝子をマウスの細胞に注入。マウス自身の力で、老化抑制タンパク質をたくさん作らせることに成功したのです。その結果、治療を受けたマウスは、筋力や骨密度、認知機能の低下が抑えられ、寿命が15〜20%も延びるという驚きの結果となりました。
人間への応用は?残された課題と「命の格差」
研究チームはすでに、この技術を人間へ応用することを目指し、「骨や筋肉の欠損治療」「長寿を目的とした治療」など、3つの新しい特許を申請しています。
特に注目すべきは、今回使われた遺伝子の運び屋(ベクター)が、腕などへの静脈注射で脳にまで到達できるタイプであることです。これにより、これまで難しかった脳の病気への応用や、治療のハードルが大きく下がる可能性があります。
比較して見えてくるポイント
今回の研究が革命的なのは、これまでの老化対策とはアプローチが根本的に異なる点です。
vs サプリメント
遺伝子治療 | 既存サプリメント |
体の設計図に直接働きかけ、老化の原因を元から変える可能性を秘めます。一度の治療で効果が持続することも期待されます。 | 食事で足りない栄養を補う対症療法が基本。毎日飲み続ける必要があり、体の根本的な変化には至りません。 |
vs 美容医療
遺伝子治療 | 美容整形・レーザー治療 |
全身の筋肉や骨、脳といった内側から若さを保ちます。外見だけを取り繕う美容医療とは全く異なるアプローチです。 | シワやたるみなど、目に見える外見の老化サインに特化します。内臓や脳の老化には効果がありません。 |
遺伝子治療は、これまでの老化対策とは次元の違う可能性を秘めています。しかし、それは同時に、この治療を受けられる人と受けられない人の間に、決定的な「命の格差」を生む危険性もはらんでいるのです。
重要キーワード
「クロトー遺伝子 (Klotho gene) 」とは?
体内で老化を抑制する働きを持つ「クロトー」というタンパク質の設計図となる遺伝子です。この遺伝子の働きは年齢とともに低下することが知られており、これが老化の一因と考えられています。
「遺伝子治療 (Gene therapy) 」とは?
病気の原因となる遺伝子を、正常な遺伝子で置き換えたり、働きを補ったりする治療法です。今回の研究では、ウイルスの運び屋(ベクター)を使ってクロトー遺伝子を細胞に届け、老化抑制タンパク質を体内で自ら作り出させる、という手法が用いられました。
みんなの生声
まとめ
あらためて、このニュースの要点をおさらいします。
- 遺伝子治療で「クロトー」というタンパク質を増やすと、マウスの寿命が15〜20%延びました。
- 寿命が延びるだけでなく、筋肉や骨、認知機能といった全身の老化も改善されました。
- 研究チームはすでに特許を取得しており、人間への応用を目指した開発を進めています。
あなたに問う
SF映画みたいな話が、もうそこまで来てますわ。もし、注射一本で『老けない体』が手に入るって言われたら、あんた、どうします?自然に老いていくのが人間らしさなんか、それとも、技術で若さを保つのが新しい人間らしさになるんか。わしらの価値観、根っこから変わってしまいまんなぁ。
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